△
会議録署名議員の指名
○議長(野村武勝君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、山口良元君、島田幸三君、笹目雄一君、以上3名を指名いたします。
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△会期の決定
○議長(野村武勝君) 日程第2、会期決定の件を議題といたします。 昨日、
議会運営委員会が開催され、その経過と結果について
議会運営委員長より報告を求めます。
議会運営委員長、
大和田智弘君。 〔
議会運営委員長 大和田智弘君 登壇〕
◆
議会運営委員長(
大和田智弘君) ご苦労さまです。 ただいま、議長よりご指名をいただきましたので、
議会運営委員会から、平成22年第1回
小美玉市議会定例会の会期日程についてご報告を申し上げます。
今期定例会が招集されましたことに伴い、昨日
議会運営委員会を開催し、会期日程について協議をいたしました。その結果、議案数及び
一般質問者数などを考慮の上、皆様のお手元に配付してあります
審議予定表どおり、本日3月2日から19日までの18日間とすることに、
出席委員全員異議なく決定した次第であります。議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、
議会運営委員会からの報告といたします。
○議長(野村武勝君) お諮りをいたします。
議会運営委員長の報告のとおり議会を運営することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕
○議長(野村武勝君) ご異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は18日間と決しました。
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△行政報告
○議長(野村武勝君) 次に、行政報告を願います。 島田市長。 〔市長 島田穣一君 登壇〕
◎市長(島田穣一君) ご苦労さまでございます。 それでは、平成22年第1回
小美玉市議会定例会の開会に当たり、主な事業の経過等、市政運営に関する行政報告を申し上げます。 まず、
市長公室関係事業について申し上げます。 初めに、秘書広聴課所管の職員の提案制度につきましては、小美玉市職員の提案に関する規定を全部改正し、本年度から本格的に取り組みを開始いたしました。 本制度は、職員に対し積極的に市政運営に関する意見が提案できる機会を与え、提案による斬新な政策の実現や事務改善を行うことにより、
市民サービスの向上、市の活性化及び行政事務の効率化を図ることを目的としております。 現在までに9件の
事務改善提案が寄せられ、このうち2件を採用いたしました。採用いたしました提案のうち既に実施に移しておりますのは、小美玉市の
公式ウエブサイトのトップページに茨城空港の
日数カウントダウンを掲載し、茨城空港の利用促進を図るものです。後ほどご覧いただきたいと存じます。 次に、小美玉市
公式ウエブサイトの更新事業につきましては、3月27日の市民の日に合わせてリニューアルできるよう事務を進めております。これは、小美玉市らしさや魅力的な
情報発信力を高めると同時に、利用者に対し情報を見やすく探しやすくするとともに、運用管理を一元的に行うことで業務の効率化を図るものでございます。 次に、
企画調整課所管の小美玉市
男女共同参画推進計画につきましては、小美玉市における
男女共同参画社会を形成する施策を推進するための新たな指針として、平成20年度から市民主体で策定作業を進め、
市民意識調査や
パブリックコメント、さらには
男女共同参画審議会の審議・答申を受けまして、本計画の取りまとめを終了するに至りました。 今後、本年度末までに計画書の印刷製本を行い、完成次第議員の皆様に配付いたしますとともに、市内全戸に概要版を配布し市民の皆様への周知を図ってまいります。 次に、小美玉市
情報提供制度の開始について申し上げます。
情報提供制度は、従来の
情報公開制度とは別に、小美玉市
自治基本条例第15条の精神を踏まえ、市が保有する行政情報を市民の皆様に積極的に提供することにより、市民と情報を共有し、市民協働の
まちづくりにつなげていこうとする新たな取り組みでございます。これまでも、広報紙や
ウエブサイトなどで市政情報を提供してまいりましたが、本制度の開始によりさらに多くの情報を市民の皆様にわかりやすく提供できるよう、その充実に努めてまいります。本制度は、市の
ウエブサイトを介して情報を提供する関係上、先ほど申し上げました市の
ウエブサイトのリニューアルに合わせ、3月27日から開始する予定でございます。 また、市の
ウエブサイトをごらんになれない市民の皆様には、市役所及び総合支所の
情報提供担当課窓口でもご案内してまいります。 次に、
空港対策課所管の百
里飛行場民間共用化事業について申し上げます。 おかげさまで、いよいよ3月11日に茨城空港の開港を迎えます。 念願でありました国内線につきましても、
航空会社スカイマーク株式会社が神戸便を4月16日より就航することになりました。市といたしましても、開港日を含め
韓国定期便や
台湾チャーター便を利用しまして、市民の翼事業によりまして約310人の市民が利用することとなっております。今後も、県などと連携を図りながら、茨城空港の利用促進や空港を核とした地域振興に取り組んでまいります。 続いて、
市民生活部関係について申し上げます。
地域振興課所管の小美玉市
総合防災訓練につきましては、快晴の中、1月24日に
玉里運動公園を会場に実施をいたしました。 当日の訓練は、茨城県南部を震源とする
直下型地震が発生、地震の規模はマグニチュード7.3、小美玉市では震度6強を記録し、この地震により市内各所で家屋の倒壊、火災、道路・橋梁の損壊、がけ崩れなどのほか、電気、電話、水道などの
ライフラインに大きな被害が発生したという想定で行いました。 訓練の内容につきましては、
災害緊急放送訓練を初めといたしまして、被災状況の把握及び報告・避難訓練・
初期消火訓練・多数傷病者の
事故対応救出訓練・
ライフラインの復旧訓練・
火災防御訓練等を各関係機関・団体及び市民の参加協力のもと、実施することができました。これからも、市民の防災に対する理解と防災意識の高揚を図ってまいります。 続いて、
保険福祉部関係について申し上げます。 まず、
健康増進課所管の
新型インフルエンザワクチン接種費用助成事業につきましては、1月31日現在の申請件数が、妊婦93件、基礎疾患を有する方1,480件、小児1,352件、小学4年生から6年生133件、1歳未満の小児の親など234件、中学生・高校生195件、65歳以上の高齢者1,157件、全体では4,644件となりました。 また、
優先接種対象者に対する実施率につきましては、17.6%でございます。 なお、1月16日から接種ができるようになりました
優先接種対象者以外の19歳から65歳未満の方につきましては、1月31日現在での申請はありませんでした。市民の皆様には、
ワクチン接種費用助成事業を活用され、
ワクチン接種をしていただき健康にご留意いただきたいと思います。 次に、
介護福祉課所管の3級
シルバーリハビリ体操指導士の
養成講習会につきましては、1月14日から21日までの8日間にわたり開催し、27名の3級
シルバーリハビリ体操指導士が誕生いたしました。これは、高齢者がみずから健康の保持増進や
介護予防施策に積極的に参加することを目的に実施し、身近な地域での介護予防の担い手としての
ボランティア活動に期待するものでございます。市としましては、毎年20名を計画的に養成し、
介護予防ボランティアの普及を支援してまいります。 続いて、
都市建設部関係について申し上げます。 まず、
都市整備課所管の
都市計画マスタープラン策定業務につきましては、先日第3回
都市計画策定委員会を開催し、最終的な案を
取りまとめ都市計画審議会に諮問いたしました。年度内には完成する見込みでございます。 次に、
かしてつ跡地の
バス専用道化事業につきましては、年度内に道路の整備が完了する予定であり、
バスシェルター等の附帯施設の整備につきましても、平成22年6月までには整備が完了する予定でございます。 次に、
サインシステム基本計画に基づく
サイン設置工事につきましては、施設の案内板の新設及び改修工事が完了いたしました。市境に設置する
ゲートサイン及び本庁・各支所などに設置する
総合案内板につきましては、年度内に完成する予定でございます。 次に、
建設課所管の主な事業の進捗状況について申し上げます。 まず、
特定防衛施設周辺交付金事業につきましては、
飯前地内メロンロード外3路線の
設計等委託事業が完了いたしました。 次に、
再編交付金事業につきましては、外之内地内の市道小20284号線外3路線の
測量等委託事業が完了いたしました。 次に、県費補助で実施した市道美1112号線の
改良工事外2路線及び
市単独事業で実施した市道玉1号線
改良工事外8路線につきましては、いずれも
計画どおり事業が完了いたしました。 その他の事業につきましても、
工期内完了に向けて順調に進捗している状況でございます。 次に、
特定幹線道路推進室所管の
道路整備状況について申し上げます。 まず、
合併特例債を活用した道路の整備状況でございますが、
羽鳥宿張星線東ルートにつきましては、張星地内の水田部分及び
交差点部分の
改良舗装工事が完了し、茨城県が整備する
県道上吉影岩間線バイパスの開通に合わせて2月26日に供用開始をいたしました。引き続き花館地区の用地買収を進め、
早期事業完了を目指してまいります。 また、
田木谷上玉里線につきましては、用地買収に向け用地幅ぐいを設置し、境界確認が完了いたしました。現在は、補償調査を実施しているところでございます。 次に、
防衛省補助を活用した道路の整備状況でございますが、まず、
民生安定補助事業の市道小108号線につきましては、用地買収を進めているところであり、
用地取得率は44%となっております。また、
再編交付金事業の市道小115号線(南側)につきましても、用地買収を進めているところであり、
用地取得率は58%となっております。 次に、(仮称)石岡・
小美玉スマートICにつきましては、大谷地内の工事にも本格的に着工いたしました。今後は、平成22年度内のできるだけ早期に供用開始できるよう、事業推進を図ってまいります。 次に、(仮称)
小美玉スポーツシューレ公園整備に伴う
アクセス道路の市道美1-3号線につきましては、路線測量及び県道との交差点協議を進めております。 次に、
下水道課所管の
公共下水道事業につきましては、幡谷地内4カ所、竹原地内11カ所、上玉里、高崎地内10カ所の工事が完了いたしました。また、
マンホールポンプ設置工事を発注し、
工期内完成を目指して順調に進捗しております。 次に、
農業集落排水事業につきましては、
巴中部地区上合、飯前地内5カ所の工事が完了いたしました。 次に、
戸別浄化槽事業につきましては、堅倉地内ほか11カ所の工事が完了いたしました。また、野田地内ほか8カ所の工事を発注、
工期内完成を目指して順調に進捗しております。 次に、
基地対策課所管の「米軍再編に係る
嘉手納飛行場から百里基地への訓練移転」につきましては、1月29日から2月5日までの期間で実施されました。訓練規模といたしましてはタイプⅡ訓練であり、米空軍第18航空団によりF15戦闘機が6機、人員約90名が百里基地へ展開し、2月1日から4日までの4日間、鹿島灘沖の訓練空域で自衛隊のF15及びF4戦闘機と戦闘訓練を行いました。 また、その際の騒音につきましては、滑走路のほぼ延長上に位置する
上合地区公民館における測定結果は、電車が通るときのガード下の
騒音レベルに匹敵する104デシベルであり、自衛隊機の通常訓練時の
騒音レベルと同程度でありました。 続いて、
教育委員会関係事業について申し上げます。 まず、
教育総務課所管の学校施設の耐震・
老朽化対策による
堅倉小学校改築事業につきましては、敷地の形状や
敷地拡張要望等を踏まえまして、北側山林を学校用地にと交渉を進めてまいりましたが、このほど、地権者の協力を得ることができ、今年2月に4,997平方メートルの土地を売買契約並びに登記が完了いたしました。これにより、仮設校舎を建設することなく、また、授業に支障を来すことなく工事を進められるとともに、これまで以上に校庭の有効利用が図れると存じます。 次に、生涯
学習課所管の成人式についてでございますが、1月10日、
小川文化センター、アピオスを会場に開催をいたしました。成人者649名のうち、432名が参加をされ盛大かつ華やかに式典を開催することができました。 次に、新春歩け歩け大会につきましては、1月11日、市民の体力づくりの一環として開催をいたしましたところ、585名の市民の方々に参加をいただき、
カゴメ株式会社茨城工場駐車場から笠間市の愛宕山山頂を目指し、8.5キロメートルの道のりを歩きました。 次に、
文化講演会につきましては、1月31日、生涯
学習センターコスモスにおいて、
ピアニスト辻井伸行氏の母である
辻井いつ子さんを講師として「明るく、楽しく、そして諦めない」と題して開催いたしましたところ、約450名の多くの方々のご来場をいただきました。 次に、
市民駅伝競走大会につきましては、2月7日、四季の里前通りにおいて開催をいたしましたところ、126チーム約1,000名と昨年度より23チームが増え、幅広い年齢層の市民の方々に参加をいただくとともに、沿道からの声援を受け熱戦が繰り広げられ盛大に開催することができました。 また、大会当日は、市の体育協会・
安全協会等の多くの皆様方のご協力をいただきスムーズな大会が運営できたということでございます。ありがとうございます。 次に、第4回
親子スキー教室につきましては、2月20日、会津高原たかつえスキー場を会場に開催したところ、28組の親子72名と昨年より4組16名の参加者数がふえまして、
スキー技術の向上はもとより、
親子間並びに参加者間においてもコミュニケーションが図られました。 続いて、
水道局関係事業について申し上げます。
水道課所管の工事状況につきましては、山野・与沢地区内の新設井戸及び
導水中継場の
設計測量業務が完了し、新設井戸のさく井並びに
導水中継場の造成工事を発注いたしました。
小川浄水場電気設備の更新工事につきましては、新設した計装盤などの場内搬入が完了いたしまして、現在調整並びに切りかえ作業を実施しております。 また、竹原及び小岩戸地内に、水圧の均等化についての安定給水確保のための管路のループ化の工事を発注いたしました。さらに、羽鳥地内には、法令の定めによる水道水の水質監視を自動で行う機器を設置する工事を発注いたしまして、年度内完成を目指して工事を進めております。 続いて、消防本部関係事業について申し上げます。 今年度の消防車両の購入事業につきましては、美野里消防署に高規格救急自動車、玉里消防団第3分団に水槽付消防ポンプ自動車を、それぞれ更新し配置完了いたしました。 以上、市政運営に関する行政報告を申し上げましたけれども、議会の皆様方には、今後とも、
まちづくりのためにご支援ご協力をお願いいたしまして報告といたします。
○議長(野村武勝君) 以上で市長の行政報告を終わります。
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△議案上程、提案理由の説明
○議長(野村武勝君) 日程第3、議案第2号 小美玉市土砂等による土地の埋立て、盛土及びたい積の規制に関する条例の全部を改正する条例についてから、陳情第3号 保育制度の充実に関する
意見書提出を求める陳情書の件まで、計38件を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 島田市長。 〔市長 島田穣一君 登壇〕
◎市長(島田穣一君) それでは、平成22年第1回
小美玉市議会定例会を開催するに当たり、上程しております議案の説明に先立ちまして、市政運営に関する所信の一端を申し上げたいと思います。 平成18年4月に多くの市民の皆様の信託をいただき、小美玉市の初代市長に就任し、以来、新市の礎を築くべく、「対話と協調」を市政運営の基本理念に、情熱をもって市民参加の開かれた市政と輝ける新たな交流都市づくり構想の実現に努力をしてまいりました。 また、小美玉市総合計画に基づき「人が輝く 水と緑の交流都市」の実現に向けて全力を傾注するとともに、行財政改革の推進・
自治基本条例の制定・高齢者福祉計画や都市計画マスタープランの策定などに取り組んでまいりました。まさに、当市の市政運営における基礎・基盤といった土台づくりを行った4年間でありました。迎える平成22年度はこの基礎・基盤の上に本格的な
まちづくりへの第一歩を踏み出す重要な年になると思っております。 一方、我が国の経済状況に目を向けてみますと、平成22年度の経済見通しは景気は緩やかに回復するというものの、市民生活や地方自治体を取り巻く環境は、依然として厳しく予断を許さないものがありますが、将来に向かって夢や希望が持てるような事業やメッセージを市民に届けるなどして閉塞感漂う現状を変えていく必要があると考えております。 とは申せ、劇的な変化や性急な成果をあえて求めるものでなく、小さくても着実な一歩を踏み出し続けること、つまり、目先にとらわれず、言うなれば「プロセスを大切にした」地道な
まちづくりの推進を図ることが時代のニーズに即していると思われますので、こうした方向性に沿って市政運営の推進に努めてまいりたいと思っているところでございます。 さて、いよいよ茨城空港が今月11日に開港いたします。 現在、空港整備が急ピッチで進められ、ターミナルビルやシンボル広場、調整池など完成しておりますが、
アクセス道路につきましては、県道百里飛行場線が2月16日に、東関東自動車道水戸線の茨城空港北インターチェンジ、茨城町ジャンクション間が3月6日に開通するなど、開港ムードが一気に高まってまいりました。 こうした中、就航につきましても、定期便として韓国・アシアナ航空が運航するソウル便のほか、国際チャーター便として台湾、ハワイなどの就航が決定したことに加えて、国内線においても、スカイマーク航空が定期便として4月16日から神戸空港・茨城空港間1日1往復を運行するのに先立ちまして、開港日に記念便を運行するなど、明るいニュースも出てまいりました。 また一方、茨城空港開港記念シンポジウムや、小美玉市茨城空港利用促進協議会主催によります小美玉ゆめ未来芸術展が盛大に開かれたほか、今月6日には茨城空港開港イベントといたしまして「空の市」の開催を予定するなど、開港に向けた気運醸成や空港の利用促進にも鋭意取り組んでいるところでございます。 茨城空港の開港によりまして、観光の振興や企業立地などによる産業の集積を初め、国内外との経済・文化・教育・スポーツなどの多様な交流の拡大が期待されることから、本市におきましても、新たな交流拠点の創造に向けて各種事業を積極的に展開してまいりたいと考えております。 続いて、(仮称)
小美玉スポーツシューレ公園整備事業につきましては、今年度、議員や関係団体の代表、市民、有識者などの参画を得て、(仮称)小美玉スポーツシューレ公園基本計画策定委員会と2つの専門部会を設置し、活発な議論を重ねてまいりましたが、現在、そこで出されました多様な意見を集約しつつ、基本計画の取りまとめ作業を行っております。 今後は、この策定された基本計画をベースに都市公園としての都市計画決定や開発許可などの法的手続きを進めていく一方、より具体的な調査設計に入ってまいりますので、引き続いてのご指導ご支援をお願い申し上げます。 また、市総合計画に掲げる「水の交流エリア」の形成を図る目的で、本年度着手をいたしました霞ヶ浦沿岸地域交流施設整備事業に関しましては、議会を初め行政関係団体の代表者、公募による市民などの参画を得て、現在、基本構想の最終案づくりに入っているところでございます。 本構想では、霞ヶ浦の広大な湖面や筑波山を望む景観など、恵まれた自然環境に最大限配慮をしながら、その整備を拙速でなく中長期的展望に立って計画的に進めていくことや、市民・事業者・行政の協働を基本として、事業の実施から管理運営、評価までを行っていくという新たな取り組み方が提案されると伺っているところでございます。 これはまさに、新たな時代の新しいまちづくりの手法にも通じる画期的な提案であり、ぜひともこれを具体化するための取り組みを展開してまいりたいと思っております。 さらに、総合計画及び都市計画マスタープランにおいて「陸の交流エリア」に位置づけられております羽鳥駅周辺地区につきましては、にぎわいに満ちた交流空間の形成を図るとともに、駅利用者の利便性の向上につながることを目的といたしまして、その具体的な整備内容を織り込んだ基本設計を市民との協働により策定し、事業化に向けて推進してまいります。 それでは、平成22年度主な施策につきまして、総合計画の施策体系に沿ってご説明をいたします。 第1に「みんなで創る自治のまち」についてでございます。 ご案内のとおり、少子高齢化や防犯・防災への対応など地域社会の課題は山積しております。公共サービスの提供を行政が一元的に担うこれまでの仕組みは、もはや成り立たなくなろうとしております。 これからは市民と行政が相互に信頼と協調に基づき連携をしまして、それぞれの役割を分担し合いながら行動する協働のまちづくりを推進していくことが求められております。 このような状況の中で、本市では市民と行政が対等な立場に立ち、よきパートナーとして役割を分担し、協働のまちづくりをどのように推進していくかの市民協働推進プログラムを具体的な行動計画としてまとめあげていくことにしているところでございます。 この事業につきましては、平成22年度から市民との協働により策定に取り組み、平成23年度から施行を目指したいと考えております。 さらに、協働のまちづくり推進に向けて、引き続き、まちづくり組織支援事業を実施してまいります。平成21年度は新たに4団体を
まちづくり組織として認定いたしまして、これら28団体が実施する30事業に対して財政的支援を行いましたが、平成22年度につきましても、
まちづくり組織の認定数をふやしながら、既存事業や先見性のある新規事業への補助をとおして、地域の自治力の向上を目指してまいります。 また、
男女共同参画社会の推進でございますが、平成21年度、小美玉市の
男女共同参画推進計画がまとまりましたので、今後はこの計画をもとに男女共同参画に向けた意識の醸成を図るとともに、地域や社会活動への女性の参画拡大を促すなど、家庭、学校、地域、職場などにおける男女平等などあらゆる分野で男女共同参画を推進してまいります。 第2に「未来を拓く快適・便利なまち」についてでございます。 道路体系の整備を計画的に進め、地域間ネットワークの強化と地域における利便性の向上を図ってまいります。 まず、広域幹線道路整備事業として行っております、仮称・栗又四ヶ線につきましては、道路詳細設計を実施しており、平成22年度は水路構造設計及びボーリング調査を実施してまいります。 次に、田木谷・上玉里線につきましては、軟弱地盤解析及び構造物設計を実施しており、平成22年度は用地買収を実施してまいります。 また、
まちづくり交付金事業といたしまして、市道美1-3号線につきましては、路線の測量完了後、平成22年度は道路詳細設計を実施するほか、各幹線道路及び各生活道路の整備を推進してまいります。 次に、公共交通網の整備でございますが、近年多くの市町村は路線バス等の廃止に伴いまして、独自の公共交通の確保を図っております。本市においては、路線バス等の廃止はないものの、合併後の公共交通空白地域が多く存在することから、平成20年度に実施した市民生活動向調査(市民アンケート)をもとに、各界各層の意見を参考にしながら、平成22年度は本市における公共交通のあり方を検討してまいりたいと考えております。 また、
かしてつ跡地バス専用道化事業につきましては、定時性・速達性の確保、運行便数の増、待合所の設置などに利便性の向上を図りながら、沿線地域の活性化などを目的に、鉄道敷を活用しながら地方型バス高速輸送システムを採用してのバス専用道化を進めており、6月までに工事を完了し、8月ごろから実証運行を行う予定となっております。今後は、多くの市民参画のもと、さらなる利用促進に努めてまいりたいと思っております。 次に、水道事業につきましては、市民生活や産業活動の安寧を確保するため、安心、安定した給水サービスに努めるとともに、国庫補助金や企業債を活用して老朽管の更新や施設の整備を実施しております。また、有収水量の伸び悩みから一層の経営効率化が求められるため、民間企業等への一部業務委託を進めてまいります。 次に、下水道事業につきましては、
公共下水道事業といたしまして、平成21年度に小川・美野里・玉里の各処理分区で設計業務委託や管路延長8,100メートルの工事を実施しております。平成22年度につきましては、各処理分区での管路延長8,200メートルの工事及び平成21年度に管路工事を行った箇所の路面本復旧工事を予定しております。 また、
農業集落排水事業につきましては、平成21年度に巴中部地区の飯前、上合地内において延長5,000メートルの管路布設工事を行っております。平成22年度工事につきましては、飯前、上合地内で管路延長3,300メートルの工事を実施するとともに、処理場につきましては、平成23年度の完成を目指し、平成22年度は処理施設本体の基礎及び水槽部の工事着手を予定しているところでございます。 さらに、戸別浄化槽設置事業につきましては、公共下水道認可区域及び
農業集落排水事業実施区域以外が対象区域となり、平成21年度には30基を設置いたしましたけれども、平成22年度につきましても、新たに30基の設置を予定しているところでございます。 第3に「うるおいのある安全・安心なまち」についてでございます。 小美玉市では、市民の安全・安心を確保するため、小美玉市地域防災計画に基づいた防災体制の強化に努め、災害に強い
まちづくりを目指してまいりますが、想定される様々な災害への対応をするために、小美玉市地域防災計画の運用につきましてさらに習熟するとともに、市民の防災に対する理解と防災意識高揚や、関係機関及び地域住民との相互協力体制の緊密化が必要不可欠であります。 このことから、今年1月に関係機関・団体及び市民の皆様の協力のもと小美玉市
総合防災訓練を実施いたしましたが、平成22年度以降につきましても、このような防災訓練を通して、地域ぐるみの防災体制の強化に努めてまいります。 また、市といたしましては、各種災害に確実・迅速に対応できるよう、化学消防車や消防ポンプ自動車を配備いたしまして、消防力の強化に努めてまいります。 次に、消費者行政につきましては、市民が消費に関するトラブルに巻き込まれぬよう、相談体制の充実に努めるとともに、消費に関する情報提供などの啓発の活動を推進してまいります。 消費生活に係る悪質な商法の手口がますます悪質・巧妙化し、消費者被害が後を絶たない中、さらに多重債務問題が深刻な社会問題となり、地方自治体の取り組みが重要とされる状況下において、小美玉市も市民の安全な消費生活の確保に取り組むために、平成21年11月より小美玉市消費生活センターを開設いたしました。 高齢者や若年層などは特に被害を受けやすいことから、想定される状況に応じまして、きめ細かく対応し、消費知識の普及や意識啓発に力を入れるとともに、相談体制の充実を図ってまいります。 次に、百里基地周辺地域の生活環境の向上を図る
再編交付金事業といたしましては、百里基地周辺地区の公民館の建築工事を進めております。平成21年度につきましては、百里自営・前野・下吉影南原公民館の建築工事を実施しておりまして、平成22年度につきましても当該周辺の地区2カ所の公民館建築を予定しているところでございます。 さらに、寿荘の建築工事でございますが、寿荘は昭和49年に開設以来、36年が経過し、老朽化が著しいことから魅力的な施設としてリニューアルいたします。 現在、実施設計を行っており、平成22年度から23年度にかけて建築工事を行ってまいります。 第4に「ぬくもりにあふれる健やかなまち」についてでございます。 ご承知のとおり、我が国は少子化の一途をたどっておりまして、その背景として子育ての負担感の増大や仕事と子育てが両立できる環境整備の遅れなどがあげられているわけでありますが、このような状況を受けまして、本市は地域において安心して子供を産み育てることができる社会を目指しまして、保育サービスや地域ぐるみの子育て環境の充実を推進してまいります。 平成22年度からは、新規事業といたしまして、中学校終了までの児童を対象に子ども手当の支給を開始いたします。 子ども手当につきましては、児童手当分を児童手当法の規定に基づきまして、国・地方・事業主が費用を負担し、それ以外の費用全額を国が負担する内容となっておりまして、手当の支給が円滑に進むよう取り組んでまいります。 次に、子育て環境の充実といたしましては、親同士が自由に交流できる場所の提供や、日常的な子育て相談を行う子育て広場推進事業、さらには家庭児童相談事業により、児童虐待や不登校などの専門的な技術を必要とする業務を行う家庭相談員を福祉事務所へ配置するとともに、家庭児童相談室を設置いたします。 また、妊婦委託健診・乳幼児健診の充実や受診率の向上に努め、子供の健やかな心身の発育と、育児不安の解消など、相談体制や指導内容を充実し、きめ細かな子育て支援の充実の図ってまいります。 さらに、民間保育所補助事業といたしましては、民間保育所における保育内容の充実強化を図りまして、多様な保育ニーズに対応するため、通常保育以外の保育サービスを実施する民間保育所への費用の一部を補助いたします。 次に、市民のだれもが生き生きと暮らせるよう、健康づくりを支援する成人保健事業といたしまして、住民健康診査や、胃・大腸・腹部超音波健診、子宮・乳がん健診など成人期の健診体制の充実を図るとともに、健康運動指導士を講師とする運動教室や、管理栄養士を中心に実施する栄養教室、そのほか、各地区公民館などで健康相談など、各種健康教室・健康相談を実施してまいります。 また、母子保健事業といたしましては、乳幼児の発育・発達や育児に関する指導相談、情報提供、乳児家庭全戸訪問などの相談体制を強化するとともに、妊娠・出産・育児に関する実技及び保健指導を実施する「ハローベビー教室」や、言葉の遅れやコミュニケーションの問題などを抱える親子に対しまして支援を行うコスモス教室など、各種教室の指導内容を充実してまいります。 次に、予防接種事業につきましては、三種混合ワクチン・麻疹・風疹混合ワクチンなど各種予防接種を実施するとともに、高齢者及び子供の季節性インフルエンザ予防接種を行い、疾病の発生及び蔓延予防対策を行ってまいります。 次に、高齢者福祉の充実といたしましては、高齢者が生き生きと暮らすことができるよう介護予防の視点によりまして高齢者福祉サービスの再構築を図るとともに、独居老人に対する緊急通報システムの整備、配食サービス及び愛の定期便事業などによりましての高齢者が住みなれた地域で安心して生活が送れるような支援を行ってまいります。 第5に「活力に満ちた産業のまち」についてであります。 冒頭でも述べさせていただきました茨城空港の利用促進につきましては、県との連携のもと、茨城空港の周知活動の認知度の向上、利用者の確保に努めてまいります。 これらに関しましては小美玉市茨城空港利用促進協議会の活動を支援するとともに、特産品開発や観光振興などに係る新たな方策の提言の実現に努めてまいります。 またあわせて、地場産業、観光資源、歴史などの地域資源の有効な活用を検討いたしまして、地域の活性化を図ってまいります。 さらに、県内唯一の臨空型工業団地という特徴や、鹿島港・ひたちなか港に近接しているという地理的条件を生かし、空港周辺の地域への産業集積を図るべく県主体の工業団地である茨城空港テクノパークの周辺整備を推進いたしまして、県と連携した積極的な企業誘致を展開し新たな産業拠点として企業立地を促してまいります。 次に、地元商業・工業の振興を図る中小企業活性化事業につきましては、中小事業者が低利で利用できる自治金融制度を維持・継続し、借り入れ時に負担を軽減するため、借り入れ時に必要な信用保証料の補助を実施してまいります。 次に、本市の基幹産業である農業につきましては、総合的な農業生産基盤及び流通基盤の整備を図りながら、安全・安心で付加価値の高い農産物の生産地を目指すとともに、担い手農家が自信を持って農業経営に取り組める環境づくりを進めてまいります。 市農業のさらなる振興を図るために、特に、生産組織の整備強化、生産技術の向上、米、レンコンなどの主要農作物の品質向上を促進してまいります。 また、農業振興補助事業といたしましては、農業経営基盤強化資金等の利子助成や、病害虫防除などの補助金交付、安全・安心な農産物の生産と安定供給とともに農業経営の安定化を図ってまいります。 第6に「個性豊かな教育・文化のまち」についてでございます。 まず、放課後子どもプラン事業につきましては、就労等により昼間保護者が家庭にいない小学生を対象に、児童の健康管理や健全育成を行う放課後児童対策事業と放課後子ども教室推進事業を一体的あるいは連携して、総合的な放課後対策事業として全小学校区で実施をしてまいります。 放課後等の子供たちの安全で健やかな居場所づくりのために、指導員を配置いたしまして、地域の方々の参画を得て、学習や体験活動・文化活動、地域との交流活動などに取り組んでおりますけれども、今後は、指導員の質の向上のため、研修会等開催をいたしまして、情報交換の場などを設置、さらには、事業を推進するためのボランティア、地域の方々の協力を依頼するとともに、運営委員会などの設置に努めてまいります。 次に、学校施設耐震化・
老朽化対策事業につきましては、児童生徒が一日の大半を過ごす活動の場であるとともに、非常災害時には地域住民の応急避難場所としての役割を果たすことから、その安全性の確保はきわめて重要であり、耐震化の推進が喫緊の課題となっているところでございます。 本市におきましては、小中学校と幼稚園の校舎や体育館、全59棟中、耐震上問題のある棟数が29棟あることから、平成22年度は既に実施いたしました耐震度調査及び耐震診断をもとに整備基本計画を策定いたしまして、年次計画によりまして計画的に改築補強工事を進めてまいります。また、早急に対応が必要な小川北中学校につきましては、実施設計の委託を、さらに、堅倉小学校につきましては、改築工事に着手する予定でございます。 次に、小美玉市学校給食共同調理場整備事業につきましては、学校給食内容を統一化することで、食育を通じて食への正しい理解と望ましい食習慣を身につけるとともに、地産地消を促しまして、学校給食への供給率の向上を推進するなど、地域に貢献できる拠点づくりを目指してまいります。 現在までに建設工事のうち、造成工事が完了しておりまして、平成22年度9月1日の供用開始を目指しまして建物本体の建築工事及び機械設備工事を行っております。 なお、小川・美野里地区の幼稚園、小中学校の給食約4,700食分を計画しているところでございます。 第7に「信頼で築く自主・自立のまち」についてであります。 人口減少や少子高齢化など、本市を取り巻く社会環境が大きく変化している中で、防災・交通対策や、子育て支援、環境対策など、新たな行政サービスの提供が求められております。 これらの市民の皆様のニーズにこたえられるよう、収支の均衡に配慮をいたしまして、計画的・弾力的な財政運営を行うとともに、職員の意識改革・資質向上に努めてまいります。 一方、広域行政の推進にあたりましては、様々な行政課題に広域的な視点から効率的に対応するとともに、関係自治体との連携・協力の維持発展に努めながら広域行政を進めてまいります。 また、市民への的確な情報提供を行うため、市の施策・事業の情報や、予算に関する情報など行政情報につきましてもホームページなどを利用して積極的に提供します。 以上、平成22年度の市政運営について、所信の一端を述べ、主な施策の概要を申し上げさせていただきました。 平成22年度におきましても、市民の皆様と対話を重ねながら、だれもが、生き生きと充実した生活を送れますように、市民生活の安心を確保しながら、活力ある輝ける
まちづくりに邁進してまいります。 市民の皆様並びに議員各位によりまして、より一層ご支援ご協力をお願いいたしまして、施政方針を述べさせていただきました。ありがとうございました。
○議長(野村武勝君) この際、議事の都合により、午後2時15分まで休憩といたします。 午後1時59分 休憩 午後2時14分 再開
○議長(野村武勝君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 提案理由の説明をお願いいたします。 島田市長。 〔市長 島田穣一君 登壇〕
◎市長(島田穣一君) それでは、今期提案いたしました平成22年度の
一般会計予算案を初めとする各議案の提案の理由の説明をいたします。 提出いたしました議案でございますが、条例の改正等14件、平成21年度補正予算9件、平成22年度当初予算11件、市道路線の認定について1件の合計35件でございます。 初めに、議案第2号 小美玉市土砂等による土地の埋立て、盛土及びたい積の規制に関する条例の全部を改正する条例につきましては、土地の埋立てなどに関する規制を強化し、地域の生活環境の保全及び災害の防止を明言化した小美玉市土地の埋立て等の規制に関する条例を整備するものであります。 次に、議案第3号
小美玉市部等設置条例の一部を改正する条例につきましては、空港開港に伴い、事務分掌の見直しを行うものであります。 次に、議案第4号 小美玉市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、新たに白河診療所の医師を確保することが難しい状況にあるため、退職の特例に関する年数を改正するものであります。 次に、議案第5号 小美玉市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきましては、現在の農事実行組合長を廃止し、新たに農業振興委員を設置するものであります。 次に、議案第6号 小美玉市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、地方公務員の育児休業等に関する法律の改正に伴い、関係規定の整備を行うものであります。 次に、議案第7号 小美玉市
手数料条例の一部を改正する条例につきましては、県から開発許可等の事務が権限移譲されたことに伴い、事務手数料等の条文整備をするものであります。 次に、議案第8号 小美玉市基金条例の一部を改正する条例につきましては、医療制度の改正に伴い出産育児一時金貸付基金を廃止するとともに、利用者の減少による高額療養費貸付基金の減額を行うための改正であります。 また、議案第9号 小美玉市基金条例の一部を改正する条例につきましては、株式会社タイヨー様から環境整備のための指定寄附金により新たな環境整備基金を設立するための改正であります。 次に、議案第10号 小美玉市
医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例につきましては、県の医療福祉対策実施要領及び身体障害者認定基準等の改正に伴い、関係規定を整備するものであります。 次に、議案第11号 小美玉市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例、及び議案第12号 小美玉市
介護保険条例の一部を改正する条例につきましては、社会保険の保険料等に係る延滞金を軽減するための厚生年金保険法などの関係法令の改正に伴いましての延滞金の軽減に関する所要の改正を行うものであります。 次に、議案第13号
小美玉市立玉里学校給食センター条例の一部を改正する条例につきましては、小美玉市立小美玉学校給食センター新設に伴い、関係規定を整備するものであります。 次に、議案第14号 小美玉市
農政審議会条例の一部を改正する条例につきましては、関係施設機関の名称の変更に伴い条文を整理するものであります。 次に、議案第15号 小美玉市
自転車駐車場の利用及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、遺失物法の改正に伴いましての保管期間の改正を行うものであります。 続きまして、議案第16号から議案第24号の9件の補正予算につきまして、ご説明をいたします。 初めに、議案第16号 平成21年度小美玉市
一般会計補正予算(第5号)について説明をいたします。 本年度当初予算の総額に、これまでに承認をいただいた補正を含め、予算総額は202億1,941万円となっております。 今回の第6回の補正予算の内容でありますが、歳入の主なものといたしましては、個人市民税滞納繰越分2,000万円の補正増、地方道路譲与税4,014万4,000円の補正増、本算定に基づく普通交付税4億7,820万円の補正増、地域活性化・きめ細かな臨時交付金1億9,374万7,000円の新規補正増、地域活性化・公共投資臨時交付金2,708万3,000円の新規補正増、財政調整基金からの繰入金6,297万3,000円の補正減、広域幹線道路整備事業費の減に伴いましての地方債8,300万円の補正減、共同調理場整備事業費の減に伴う地方債1億5,610万円の補正減、石岡地方斎場建設事業負担金の減に伴いましての地方債5,590万円の補正減、教育施設耐震改築事業費の減に伴いましての地方債1,790万円の補正減などであります。 歳出につきましては、職員退職に伴う退職手当特別負担金8,295万9,000円の補正増、地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業2億4,490万円の新規補正増、国民健康保険特別会計繰出金の3,439万7,000円の補正増、石岡地方斎場組合負担金5,089万8,000円の補正減、広域幹線道路整備に係る委託料、用地買収費及び補償費など4,681万円の補正減、空港関連道路整備に係る委託料、工事費及び補償費など6,506万7,000円の補正減、下水道事業特別会計繰出金3,836万9,000円の補正増、共同調理場整備に係る委託料及び工事費など1億4,898万8,000円の補正減、財政調整基金への積立など3億3,293万7,000円の補正増などが主なものであります。 歳入歳出それぞれ2億7,869万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を204億9,810万3,000円として提出するものであります。 なお、詳細につきましては、第1表の歳入歳出予算補正、第2表の繰越明許費、第3表の地方債補正及び歳入歳出補正予算事項別明細書をご確認願います。 次に、議案第17号 平成21年度小美玉市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)であります。 今回の第3回の補正は、事業勘定及び診療施設勘定白河診療所の補正であります。 事業勘定でありますが、本年度当初予算の総額にこれまで承認いただいた補正を含め、予算総額を55億118万4,000円、診療施設勘定白河診療所で2億921万2,000円としてご承認いただいております。 今回の補正内容につきましては、事業勘定の主な歳入から申し上げますと、国庫支出金7,134万6,000円の補正増、前期高齢者交付金901万3,000円の補正増、共同事業交付金4,269万6,000円の補正増、繰入金3,439万7,000円の補正増であります。 歳出につきましては、保険給付金1億8,434万6,000円の補正増、共同事業拠出金2,248万8,000円の補正減、保健事業費854万9,000円の補正減、後期高齢者支援金等の財源内訳補正などが主なものでございます。 歳入歳出それぞれ1億5,314万2,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を56億5,432万6,000円として提出するものであります。 続きまして、診療施設勘定白河診療所について申し上げます。 歳入では、診療収入150万円の補正減、県支出金50万円の補正増、繰入金132万4,000円の補正増であります。歳出では、総務費32万4,000円の補正増であります。 歳入歳出それぞれ32万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を2億953万6,000円として提出するものであります。 次に、議案第18号 平成21年度小美玉市
老人保健特別会計補正予算(第2号)であります。 本年度当初予算の総額に、これまでにご承認いただいた補正を含め、予算総額は1,982万6,000円となっております。 今回の第2回補正予算の内容について申し上げますと、歳入につきましては、支払基金交付金39万1,000円の補正増、諸収入36万3,000円の補正増であります。歳出につきましては、諸支出金75万4,000円の補正増であります。 歳入歳出それぞれ75万4,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を2,058万円として提出するものであります。 次に、議案第19号 平成21年度小美玉市
後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)であります。 本年度当初予算の総額に、これまでの承認をいただいた補正を含め、予算総額は3億3,444万8,000円となっております。 今回の補正につきまして、主な歳入から申し上げますと、
後期高齢者医療保険料102万8,000円の補正減、繰入金112万1,000円の補正減、諸収入で143万円の補正減であります。歳出につきましては、総務費で248万3,000円の補正減、
後期高齢者医療広域連合納付金102万6,000円を補正減するものであります。 歳入歳出それぞれ350万9,000円を減額し、歳入歳出の予算の総額を3億3,093万9,000円として提出するものであります。 次に、議案第20号 平成21年度小美玉市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)であります。 本年度当初予算に、これまでご承認いただいた補正予算を含め、予算の総額は20億6,678万4,000円となっております。 今回の補正内容につきまして申し上げますと、主な歳入につきましては、分担金及び負担金574万1,000円の補正増、使用料及び手数料1,576万9,000円の補正減、繰入金3,836万9,000円の補正増、諸収入で1,914万9,000円の補正減、市債3,220万円の補正減であります。歳出につきましては、下水道管理費1,248万2,000円の補正減、下水道建設費で1,984万7,000円の補正減、公債費で178万1,000円の補正増であります。 歳入歳出それぞれ3,054万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を20億3,623万6,000円として提出をするものであります。 次に、議案第21号 平成21年度小美玉市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)であります。 本年度当初予算に、これまでご承認いただいた補正予算を含め、予算の総額は5億3,943万6,000円となっております。 今回の補正第3回の内容について申し上げますと、主な歳入といたしましては、県支出金74万7,000円の補正減、繰入金176万7,000円の補正増、諸収入で242万4,000円の補正減であります。歳出につきましては、農業集落排水管理費で136万8,000円の補正減であります。 歳入歳出それぞれ136万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を5億3,806万8,000円として提出するものであります。 次に、議案第22号 平成21年度小美玉市
戸別浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)であります。 本年度当初予算に、これまでご承認いただいた補正予算を含め、予算の総額は6,969万7,000円となっております。 今回の補正予算第3回の内容について申し上げますと、主な歳入につきましては、使用料及び手数料92万5,000円の補正減、繰入金492万6,000円の補正増、諸収入107万1,000円の補正増、市債500万円の補正減であります。歳出につきましては、浄化槽管理費9万6,000円の補正減、浄化槽事業費18万円の補正減であります。 歳入歳出それぞれ27万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を6,942万1,000円として提出するものであります。 次に、議案第23号 平成21年度小美玉市
霊園事業特別会計補正予算(第2号)であります。 本年度の予算総額は1,578万6,000円でご承認いただいております。 今回の補正第2回の内容でございますが、歳入につきましては、使用料及び手数料187万6,000円の補正減、繰入金106万9,000円の補正増であります。歳出につきましては、総務費80万7,000円の補正減であります。 歳入歳出それぞれ80万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を1,497万9,000円として提出するものであります。 次に、議案第24号 平成21年度小美玉市
介護保険特別会計補正予算(第4号)についてご説明をいたします。 今回の第4回の補正は、介護保険事業勘定及びサービス事業勘定の補正であります。 介護保険事業勘定は、本年度当初予算の総額にこれまでご承認いただいた補正を含めまして、予算総額を27億1,518万9,000円、サービス事業勘定で255万6,000円となっております。 初めに、介護保険事業勘定の主な歳入から申し上げますと、保険料1,561万3,000円の補正増、国庫支出金2,211万4,000円の補正減、支払基金交付金2,819万2,000円の補正減であります。歳出につきましては、総務費で1,402万円の補正増、保険給付費5,924万8,000円の補正減、諸支出金1,364万1,000円の補正増であります。 歳入歳出それぞれ3,118万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を26億8,400万円として提出するものであります。 続きまして、サービス事業勘定について申し上げます。歳入から申し上げます。繰越金60万円の補正増であります。歳出につきましては、サービス事業費で60万円の補正増であります。 歳入歳出それぞれ60万円を増額し、歳入歳出予算の総額を315万6,000円として提出するものであります。 続きまして、議案第25号から議案第35号までの11会計の新年度予算につきまして説明をいたします。 初めに、議案第25号 平成22年度小美玉市
一般会計予算についてご説明をいたします。 我が国の経済は、世界同時不況の影響を受け、依然として厳しい状況にあり、当面、雇用情勢が悪化傾向に推移すると予測されているわけでありますが、本市においても歳入予算の根幹をなす市税収入は、現下の経済情勢を反映し低調に推移することが見込まれているところでございます。一方、歳出につきましては、少子化・高齢社会の進展による扶助費の増大や、都市基盤整備などの行政需要が拡大していくと予想されます。 このような中、平成22年度予算編成は、将来にわたり持続可能な財政構造への転換を図ることを目標に、国・県との十分な連携のもと、歳出見直しによる抑制と事業の峻別に努めまして、他方、小美玉市の均衡ある発展と住民の一体感の醸成と継続性の確保を再認識いたしまして、住民自治の充実を図ることを基本に予算を策定いたしました。 各部門ごとに予算額を申し上げますと、平成22年度の小美玉市一般会計の予算規模でございますが、総額で189億2,940万円となっており、前年度当初予算と比較いたしますと、1.7%増の予算となっておりますが、国が新設する子ども手当経費分を除くと、182億8,480万円で1.8%の減となります。議会費は1億8,773万7,000円となりました。 総務費は28億9,159万2,000円で、主な事務事業といたしましては、合併特例推進事業を初め、特定防衛施設周辺整備調整交付金事業、
再編交付金事業、基地対策費、茨城空港推進費、市民文化交流費、情報化推進事業、コミュニティ活動促進費等でございます。 民生費は58億31万3,000円で、主な事務事業といたしましては、障害者自立支援事業を初め、国民健康保険特別会計及び介護保険特別会計への助成、
後期高齢者医療制度経費、敬老会事業、医療福祉扶助事業、子ども手当の支給事業、保育委託事業、民間保育所補助事業、生活保護扶助事業等であります。 衛生費は15億8,053万2,000円で、主な事務事業といたしましては、予防接種事業を初め、母子保健事業、成人保健事業、空地雑草除去事業、環境保全・美化推進事業、ごみ処理対策経費、病院事業会計及び
戸別浄化槽事業特別会計への助成、茨城美野里環境組合・霞台厚生施設組合・湖北環境衛生組合・茨城地方広域環境事務組合及び石岡地方斎場組合の負担金などでございます。労働費は23万円となりました。 農林水産業費は8億2,321万6,000円で、主な事務事業といたしましては、水田農業構造改革対策補助事業を初め、農業振興補助事業、石岡台地農業水利事業、農道・排水路整備事業、
農業集落排水事業特別会計への助成などであります。 商工費は1億2,335万円で、主な事務事業といたしましては、中小企業活性化事業、観光振興事務費などであります。 土木費は19億3,793万9,000円で、主な事務事業といたしましては、市道主要幹線道路の整備を初め、維持補修事業、
かしてつ跡地バス専用道化事業、下水道事業特別会計への助成などであります。 消防費は11億1,557万3,000円で、主な事務事業といたしましては、化学消防自動車の購入、消防団活動経費などであります。 教育費は28億3,438万円で、主な事務事業といたしましては、堅倉小学校建設事業を初め、小中学校耐震化事業、放課後児童対策事業、放課後子ども教室推進事業、新入学児童用のランドセル購入事業、語学指導経費等でございます。 公債費は16億1,205万2,000円となりました。諸支出金は248万5,000円となりました。予備費は2,000万円であります。このほか、災害復旧費が1,000円であります。 以上が新年度
一般会計予算の概要となります。 次に、議案第26号 平成22年度小美玉市
国民健康保険特別会計予算であります。 平成22年度の予算の内容でございますが、事業勘定の総額で58億906万6,000円となり、前年度当初予算との比較でございますが、4億148万5,000円、7.4%の増でございます。診療施設勘定白河診療所の総額が1億9,457万5,000円で、前年度当初予算との比較では239万7,000円、1.2%の増となりました。 まず、事業勘定の歳入歳出予算から説明をいたします。 歳入の主な内容について申し上げますと、国民健康保険税は15億7,653万2,000円で、対前年度比1.8%の減となりました。 国庫支出金は17億6,173万円で、内訳は療養給付費負担金、
後期高齢者医療支援金負担金、その他の補助金であります。退職被保険者等医療費に係る療養給付費等交付金は8,472万1,000円であります。前期高齢者交付金7億726万円であります。県支出金は3億2,108万7,000円であります。共同事業交付金は7億2,416万5,000円であります。繰入金は職員給与費等、助産費、その他国保財政安定化のための繰入金を含めまして、5億8,305万6,000円で、対前年度比34.5%の増となりました。 続いて、歳出の主なものについて申し上げますと、総務費は1億3,509万2,000円であります。 保険給付費は38億2,182万5,000円で、一般及び退職被保険者の医療費給付費用であります。対前年度比11.6%の増となっております。後期高齢者支援金等は7億8,154万6,000円であります。介護納付金は3億4,512万4,000円であります。共同事業拠出金は6億5,769万8,000円であります。保険事業費は4,767万2,000円となりました。 平成22年度も、国民健康保険制度の趣旨普及に努めまして、厳しい財政事情の中で適正な事業の運営をしてまいります。 次に、診療施設勘定白河診療所の歳入歳出予算について説明をいたします。 歳入の主なものについてみますと、診療収入は1億5,750万2,000円であります。繰入金は2,644万1,000円で、繰越金は1,000万円を計上いたしました。 歳出につきましては、総務費は事務費、職員給与費等で9,729万6,000円であります。医療費は医療用衛生材料費、委託検査費などで9,677万8,000円を計上いたしました。 22年度も患者さんに密着した地域医療を行い、健康の保持増進に努めてまいります。 次に、議案第27号 平成22年度小美玉市
老人保健特別会計予算であります。 平成22年度の
老人保健特別会計予算は、総額が357万9,000円で、前年度当初予算の比較では、187万5,000円、110%の増となりました。 まず、歳入の主な内容でありますが、支払基金交付金は153万6,000円であります。国庫支出金は102万1,000円であります。県支出金は25万6,000円となりました。 次に、歳出について申し上げますと、医療諸費は307万5,000円で、対前年度比156.3%の増となります。予備費では50万円を計上いたしました。 次に、議案第28号 平成22年度小美玉市
後期高齢者医療保険特別会計予算であります。 平成22年度小美玉市
後期高齢者医療保険特別会計予算は、総額が3億6,165万5,000円で、前年度当初予算との比較では、501万6,000円、1.4%の増であります。 まず、歳入の主な内容でありますが、
後期高齢者医療保険料は2億3,152万7,000円であります。繰入金は1億2,512万円であります。諸収入は483万2,000円であります。 次に、歳出でございますが、総務費は5,098万4,000円で、対前年度比5.1%の減であります。後期高齢者広域連合納付金は3億966万9,000円で、対前年度比2.3%の増であります。諸支出金10万2,000円を計上いたしました。 今後も、高齢者医療制度の運営が適切かつ円滑に行われるように努めてまいります。 次に、議案第29号 平成22年度小美玉市
下水道事業特別会計予算について説明をいたします。 平成22年度小美玉市の
下水道事業特別会計予算は、総額18億4,073万4,000円でございまして、前年度当初予算と比較し、2億1,018万6,000円、10.2%の減であります。 初めに、歳入について主なものを申し上げますと、分担金及び負担金1億718万円、使用料及び手数料1億8,860万1,000円、国庫支出金3億6,000万円、繰入金5億8,091万円、市債5億5,510万円であります。 次に、歳出の主なものについて申し上げますと、下水道管理費で2億1,873万円、下水道建設費で9億1,274万円、公債費で7億676万4,000円であります。 次に、議案第30号 平成22年度小美玉市
農業集落排水事業特別会計予算について説明をいたします。 平成22年度の
農業集落排水事業特別会計予算でございますが、総額6億2,848万9,000円で、前年度当初予算と比較をいたしますと、8,421万6,000円、15.5%の増となります。 歳入の主なものについて申し上げますと、使用料及び手数料3,094万8,000円、国庫支出金1億9,493万円、県支出金3,116万9,000円、繰入金1億4,944万6,000円、市債2億850万円であります。 歳出の主なものについて申し上げますと、農業集落排水管理費9,320万1,000円、農業集落排水建設費4億2,250万円、公債費1億1,028万8,000円であります。 次に、議案第31号 平成22年度小美玉市
戸別浄化槽事業特別会計予算について説明をいたします。 平成22年度小美玉市の
戸別浄化槽事業特別会計予算は、総額6,925万8,000円で、前年度当初予算と比較し、509万4,000円、7.9%の増となります。 歳入の主なものについて申し上げますと、分担金及び負担金416万円、国庫支出金1,312万7,000円、県支出金985万6,000円、繰入金1,745万5,000円、市債2,150万円であります。 歳出の主なものについて申し上げますと、浄化槽管理費1,343万6,000円、浄化槽事業費5,466万円、公債費106万2,000円であります。 各会計とも適正な事業推進に努めてまいります。 次に、議案第32号 平成22年度小美玉市
霊園事業特別会計予算について説明をいたします。 平成22年度
霊園事業特別会計予算の総額は1,576万5,000円で、前年度当初予算と比較をいたしますと、8万2,000円、0.5%の増となります。 歳入につきましては、使用料及び手数料で1,576万2,000円、そのほか、財産収入、繰入金、繰越金でございます。 歳出につきましては、総務費358万7,000円、公債費1,217万8,000円であります。 新年度も良質な墓地の供給と永続的な維持管理に努めてまいります。 次に、議案第33号 平成22年度小美玉市
介護保険特別会計予算について説明をいたします。 保険事業勘定の予算総額は、歳入歳出それぞれ27億2,425万6,000円となり、対前年度比6.2%の増となります。 また、介護サービス事業勘定の予算総額は、歳入歳出それぞれ251万8,000円で、対前年度比1.3%の減であります。 初めに、保険事業勘定の主な歳入について申し上げますと、歳入の主なものといたしましては、保険料で4億6,995万1,000円、介護給付費負担金、調整交付金などの国庫支出金6億88万2,000円、第2号被保険者保険料の支払基金交付金7億6,454万4,000円、県支出金3億7,810万8,000円、繰入金で4億9,046万6,000円などであります。 次に、歳出の主なものといたしましては、総務費で9,609万2,000円、保険給付費で25億2,478万5,000円、地域支援事業費で1億107万5,000円などであります。 次に、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算でありますが、歳入では、サービス収入等251万8,000円で、介護予防ケアプランの作成料の収入であります。また、歳出は介護予防プラン作成委託などであります。 平成22年度は、第4期介護保険事業計画の中間年度に当たり、高齢者1人1人が健康で生きがいを持ちながら安心して生活できるよう、サービスの充実と介護保険制度の円滑な事業運営に努めてまいります。 次に、議案第34号 平成22年度小美玉市
病院事業会計予算について説明をいたします。 初めに、第3条予算 収益的収入及び支出について申し上げます。収入額3億941万4,000円、支出額2億6,962万1,000円を予定しております。 事業収益の主な内容について申し上げますと、他会計補助金2億6,962万1,000円、病院群輪番制病院運営費補助金800万円、特別利益3,037万5,000円であります。 事業費用の主な内容について申し上げますと、給与費、経費、減価償却等の医業費用で2億5,674万3,000円、医業外費用で1,287万7,000円であります。 次に、第4条予算 資本的収入及び支出についてでございますが、収入額1,000円、支出額4,439万5,000円を予定しております。 資本的支出の主な内容について申し上げますと、企業債償還金で4,407万7,000円であります。差し引き不足する資金につきましては、過年度損益勘定留保資金により補てんするものであります。 病院事業につきましては、指定管理者制度に移行し、3年目を迎えようとしておりますが、引き続き、市民より慕われる病院を築き上げるため、市民病院としての役割を十分に発揮できるよう努めてまいります。 次に、議案第35号 平成22年度小美玉市
水道事業会計予算について説明をいたします。 22年度は、給水件数13,900件、年間総給水量450万立方メートルを業務予定量として事業を進めてまいります。 初めに、第3条予算 収益的収入及び支出について説明をいたします。収入額7億9,568万4,000円、支出額7億7,120万7,000円を予定しております。 事業収益の主な内容について申し上げますと、給水収益は7億5,080万3,000円、その他の営業収益で1,527万5,000円、営業外収益で2,960万5,000円であります。 事業費用の主な内容について申し上げますと、浄水及び配水費は1億9,034万1,000円、総係費は1億6,826万7,000円、減価償却費は2億6,407万1,000円、営業外費用の支払利息は9,103万4,000円であります。 次に、第4条予算 資本的収入及び支出について説明をします。収入額11億2,783万円、支出額14億2,861万9,000円を予定しております。 収入の主な内容について申し上げますと、加入金で1,932万円、工事負担金で3,950万円、企業債で10億2,400万円、国庫補助金4,500万円などであります。 支出の主な内容について申し上げますと、配水管布設替工事費、井戸新設工事費、配水池建設工事費、設計委託料など建設改良費で12億1,616万8,000円、企業債償還金で2億1,245万1,000円であります。 収入に対しての不足額3億78万9,000円は、消費税資本的収支調整額、過年度及び当年度損益勘定留保資金で補てんをいたします。 次に、議案第36号 市道路線の認定につきましては、国道355号線のバイパスの全線開通に伴いましての当該旧道の区間のうち小美玉市道美Ⅰ-22号線と小美玉市道美Ⅰ-23号線をそれぞれ新たに認定いたしたく提出するものであります。 以上が、提案いたしました議案の概要でございます。十分にご審議の上、承認及び議決を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(野村武勝君) 以上で提案理由の説明を終わります。 提案されました議案等の質疑通告は3月5日の午前9時まで、討論通告は3月19日の午前9時までとなっておりますので、発言される場合は通告されるようお願いを申し上げます。
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△休会について
○議長(野村武勝君) お諮りいたします。 来る3月3日は、議案調整のため、本会議を休会いたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕
○議長(野村武勝君) ご異議なしと認めます。 よって、3月3日は休会と決しました。
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△散会の宣告
○議長(野村武勝君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 次回は3月4日午前10時から本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。 午後3時02分 散会...